2009年6月10日水曜日

保健室。

「痛みに耐えて生きることが出来る程強くない。結局のところ、痛みを感じれば僕はその場に倒れる方を選んだ。お願いだからそれを間違いだとか責めないで欲しい。」



最近常時胃が痛いのと、あとよく耳鳴りやら偏頭痛やら指先の痙攣やらを併発して困る。精神的なものだろうと指摘されたけども。その上梅雨時なのも助長して、とても宜しくない。低気圧にも弱いから尚更。だけどきっとそんなのは取ってつけたものにすぎなくて、根本的なところで僕を蝕んで居るのは僕自身の弱さだ。



此処でしか弱みを見せられない。顔を見た途端気が緩んで、押し殺して居た筈のものが込み上げて来て如何しようもなかった。涙を流しても何の解決にもならなくって、逃げ道は何箇所かあったけど救いに通じる全ては塞がれ、後は窓から飛び下りるしかなかった。君はただ黙って仕方ないというように少し笑って、それだけだったけど、それでもこんな僕を容認してくれるのならそれだけで。



「君に僕を背負わせる気はない。君は君の選ぶ方向へ進んで行けばいいし、僕もいつまでもこの場所に留まって居られる訳ではない。ただ、責めないで欲しいだけ。君の笑顔に縋った僕を、お願いだから。君が側に居てくれたことで、どれだけ救われたか解らない。痛みを我慢出来ない僕は君に縋った。僕は本当に如何しようもないけれど、後悔はしてないよ。だって君だから。君が僕の保健室だった。」

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